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【激ムズ】家賃支援給付金 受給困難すぎ!!!!

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コロナウイルスの影響により、多くの企業が売り上げ減少していると思います。

 

私の働いている会社も例外ではなく、売り上げが大きく減少してしまいました。。

 

 

そこで、会社として家賃支援給付金の申請を行うことに!

総務で働いている私は申請担当になりました。

 

これがどうにも申請が難しく、コールセンターの対応もひどい!!

 

 

そんな家賃支援給付金に申請した過程と、現状について書いていこうと思います!!

 

 

目次

 

 

 

申請準備

申請するにあたり、申請に必要な書類を集めるところから始めました。

サイトを確認したところ、申請に必要な書類は以下の通りです。

 

売上関係

・売上が減った月・期間の前年度売上が属するすべての事業年度分の確定申告書別表一の控え
・法人事業概況説明書の控え(両面)

・申請にもちいる売上が減った月・期間の売上台帳など
・受信通知(e-Taxの場合)

 

家賃関係

・賃貸借契約書の写し
・直前 3 か月間の賃料の支払い実績を証明する書類

 

経理に振込書類を依頼したり、事業所の賃貸借契約書を集めたりとこの段階で中々大変でしたが、これも給付金受給のため!!

 

次はいよいよ申請です!!

 

 

 

申請

まずは、会社の情報を入力していきます。

ここら辺は、以前持続化給付金の時に経験していたので割とスムーズに入力ができました。

 

次に賃借についての入力です。

賃貸借契約書や、直前 3 か月間の賃料の支払い実績を証明する書類を添付すれば良いと思いきや、、、、

 

以下の入力が必要になります。。

(1) 賃貸人(かしぬし)情報(氏名/法人名、住所、電話番号)
(2) 管理会社(賃貸人に代わって賃料の受領を行う者)がいる場合、管理会社の情報(法人名、住所、電話番号)
(3) 賃借人(かりぬし)情報(氏名/法人名、住所)
(4) (大元の契約における)契約締結日
(5) 契約期間
(6) 契約上の賃料、共益費および管理費(税込み)
(7) 物件の情報(住所など)
(8) 実際に直前 1 か月以内に支払った賃料(税込み)
(9) 申請時点から 6 か月以内の分として、地方公共団体から家賃にかかわる支援を受けるか(受ける場合は、金額を記載)

 

多くない!?

 

 

私の会社では20件以上の賃貸借契約があったため、契約書を見ながら大家さん等の情報を入力するだけでもかなりの労力が必要でした。

 

通常業務をやりながらの申請なので、所定時間外を駆使して何とか入力を完了することができました。

 

あとは、結果を待つのみ!!

 

 

 

その後1

申請から2か月程何の連絡もなく、不安に思っているとようやくメールでお知らせが来ました。

 

内容は、、、

 

「申請内容に不備があるため再申請をお願いします」  とのこと。

 

しかも、申請をしていた賃貸借契約のほぼすべてに不備がありました!

愕然とするなか、細かく見ていくと、ほとんどが直前 3 か月間の賃料の支払い実績を証明する書類に不備があるとのことでした。

 

うちの会社では、Webを使った総合振り込みをしており、総合振込一覧表を証明として添付していました。

 

不備があるといっても、社内には添付している書類以外に証明する書類がなく、詳細な金額も総合振込一覧表には記載されているため、再度申請してみることに。。

 

 

 その後2

再申請から数日後、案の定不備の連絡が来ました。

今回は、電話でお問い合わせをして不備について聞いてみることにしました。

 

サイトに記載されているフリーダイヤルに電話すると、繋がらず、かなりのお問い合わせがある様子。

 

 

他社の方も同じような問い合わせをしているのだろうか?と思いつつ、何度も電話すると何とかつながりましたが、電話が込み合っているため、先方から折り返ししますとのことでした。

 

 

数時間後、電話があり不備内容の回答係の方に回答していただけることになりました。

直前 3 か月間の賃料の支払い実績を証明する書類の不備について会社が総合振込を実施していることを伝えましたが、サイトに記載のある、

・振り込んだことがわかる通帳のコピー

・銀行振込明細書(ATMで振り込んだ時に出てくる紙のことのようです)

・大家さんの領収書

上記以外の書類では受け付けられないの一点張り!!

 

申請するにはすべて大家さんに直筆で証明書を書いてもらう必要があるとのこと。

 

 

20人以上の大家さんに証明書を作成してもらうと考えると、助成金がいつもらえるのか

先が全く見えません(涙)

 

 

また、電話の方は不備に対する回答係のため、それ以外の内容は一切知らないし、上席の方も同じなんですって!

 

申請許可をしている部署が別にあるため、回答係の方の言う通り申請したとしても別の不備が見つかることもある。

その時は、その新たに発生した不備に対する回答のみを回答係が教えてくれるという処理をされているそうです。

なにそれ。。。

 

 

その他にも、契約書の賃借人が営業所で、申請者(本社)とは異なるため

賃借人と申請者が異なることの証明を大家さんにしなければならないとのこと。

 

大家さんに何枚書類書いてもらえばいいのでしょうか!!

 

 

電話の最後に「ご理解いただけたでしょうか」と訊ねられましたが、

理解はしてるけど納得できない!!と思いながら、電話の方に言ったところで状況が変わらないので、泣く泣く会話を終えました。

 

 

まとめ

助成金を不正受給している会社があるため、審査が厳しいことはわかりますが、企業を存続すべく助成金が必要な状況でこのような手続きが煩雑かつ融通の利かないことに憤りを感じてしまいました。

 

中小企業の一社員の無力さを感じました。

 

だいぶ愚痴を書いてしまいましたが、とりあえず言われた通り、再々申請します。

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